台湾、国際会議出席できず 「一つの中国」否定に中国が圧力

台湾が熱望していた国際民間航空機関(ICAO)総会への出席も、中国の反対で実現しないことが確定。今年5月に発足した蔡英文(ツァイインウェン)政権への圧力を強めており、台湾側では反発が高まっている。中国は台湾との交流の前提として、「一つの中国」原則をめぐる「92年コンセンサス」=キーワード=を認めるよう求めている。
1. 飛行の安全は政治的操作によって犠牲にされてはならない、2. 中国が民主化できれば、人類の安全と平和も守られる、3. 台湾は中国を民主化に導く能力がある、等のことを政府が全世界に広く知らせるべきである。「一つの地球に一つの法律、国際法が国内法より優位、人民に対し直接効力が発生」と明記されている台湾の永久和平憲章が、習近平氏の天下大同の主張を具現化するものである。詳細は『永久和平発展憲章』をご覧ください。